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回復期リハビリテーション病棟における廃用症候群
患者調査 集計結果
   

実施:平成20年10月
調査対象:日本慢性期医療協会会員病院のうち回復期リハビリテーション病棟を有する病院
調査対象患者:回復期リハ病棟に入院している廃用症候群の患者

回答病院数

回答患者数

578人

1.患者の年齢

平均(歳)

78.7

回答患者数

575

2.廃用症候群の発症した場所はどこですか。

患者数

急性期病院

334

58.7

自宅

116

20.4

慢性期病院

54

9.5

老人保健施設

20

3.5

特別養護老人ホーム

16

2.8

ケアハウス

6

1.1

老人ホーム

5

0.9

その他の施設

2

0.4

その他

16

2.8

全体

569

100.0


3.
廃用をもたらすに至った1番の要因と考えられるものは何ですか。

患者数

呼吸器感染症

205

35.7

手術後

104

18.1

尿路感染症

45

7.8

心不全

27

4.7

脱水症

24

4.2

消化器感染症

22

3.8

骨折

19

3.3

その他の感染症

14

2.4

呼吸不全

10

1.7

疼痛

9

1.6

腎不全

9

1.6

その他

87

15.1

全体

575

100.0


4.リハに影響を与える既往症は何ですか。(複数回答可)

患者数

脳血管疾患

227

40.3

認知症

141

25.0

慢性心不全

87

15.5

骨関節疾患

79

14.0

低栄養

68

12.1

慢性呼吸不全

54

9.6

36

6.4

慢性腎不全

30

5.3

神経難病

21

3.7

膠原病

5

0.9

その他

128

22.7

5.入院時のADL

平均

回答患者数

FIM

57.7

393

BI

30.0

307

日常生活機能評価

8.9

484

6-1.入院時の認知機能 HDS−R

平均

回答患者数

HDS−R

14.6

265

MMSE

18.1

56

6-2. 入院時の認知機能 認知症高齢者の日常生活自立度

患者数

80

20.2

a

50

12.6

b

69

17.4

a

83

21.0

b

36

9.1

48

12.1

14

3.5

正常・自立・認知症なし

16

4.0

合計

396

100.0



FIMとは、機能的自立度評価表(Functional Independence Measure)の略。具体的には、食事や移動などの“運動ADL”13項目と“認知ADL”5項目から構成され、1点が介護時間1.6分と設定されており、1週間以内にFIM得点が10以上低下するような状態を、”急性増悪”とみなせるとされています。
 
BI(バーセル・インデックス)とは、身の回り動作を10項目各2〜4段階で点数化するもので、全自立で100点、全介助レベルで0点となる指標です。
 
HDS-Rとは、主に高齢者の知能スケーリングを目的としたスケールのこと。
従来の「簡易知的機能評価スケール(長谷川式)」を1991年(平成3年)に改訂したもの。記憶や見当識などに関する質問から構成され、痴呆の重症度の段階評価はしないが、30点満点のうち総得点20点以下では痴呆を疑うとされている。
 
MMSE (ミニメンタル・ステート検査) は、認知障害の疑いのある患者のために開発された古典的な評価方法です。その内容は、患者の理解力と認識機能をテストする一連の質問からなっています。繰り返し使用することで、認知機能の変化をモニターすることもできます。
 
認知症高齢者の日常生活自立度とは、高齢者の認知症の程度を踏まえた日常生活自立度の程度を表すものです。
介護保険制度の要介護認定では認定調査や主治医意見書でこの指標が用いられており、要介護認定における、コンピュータによる一次判定や介護認定審査会における審査判定の際の参考として利用されています。

 

   

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