特別プログラム@ 特殊疾患療養病棟の現状と課題

【コーディネーター】中川翼、橋本洋一

【主 旨】
 平成15年8月末までに一般病床と療養病床の区分届出が行われ、約34万床の病床が療養病床として届けられた。一般病床と療養病床の比率は7:3であった。この結果、療養病床のうち介護保険療養病床は約14万床、医療保険療養病床は約20万床になった。当会も今後、介護保険、医療保険に関わらず療養病床を持つ病院のリーダー的団体として活動していくために、昨年8月に「日本療養病床協会」へ名称を変更した。
 このような動きの中で、医療保険療養病床をどう運営していくのかということが改めて問われており、回復期リハビリテーション病棟とともに特殊疾患療養病棟の開設も徐々に増加している。しかし、特殊疾患療養病棟について当会でこれまでまとまったプログラムを組んだことはなかった。
 従って、今回、特殊疾患系の病棟(特殊疾患療養病棟1,2と特殊疾患入院施設管理加算病棟)のうち、特に「特殊疾患療養病棟1」に焦点を当て取り上げてみた。当病棟の取り組みの現状と問題点を出し合い、有意義なプログラムにしたいと考えている。多くの皆様の参加を期待している。

【プログラム】
13:00〜13:10 はじめに 中川翼(定山渓病院 院長)
13:10〜13:25 「特殊疾患療養病棟」についての調査報告 筧淳夫(国立保健医療科学院 施設科学部長)
13:25〜14:40

報告「特殊疾患療養病棟1〜取り組みの現状と課題」

@橋本洋一(苫小牧東病院 理事長)

A佐々木熙之(北樹会病院 院長) 

B小川めぐみ(大宮共立病院 看護師長)

C上田静子(わかくさ竜間リハビリテーション病院 看護次長)

D佐藤明子(定山渓病院 看護師長)

14:40〜15:30

シンポジウム「特殊疾患療養病棟1について考える」

〔シンポジスト〕筧淳夫、橋本洋一、佐々木熙之、小川めぐみ、上田静子、佐藤明子

〔司ンポ会〕スト中川翼