特別プログラムG

医療ソーシャルワーカーは役に立つ!?
―役に立つ医療ソーシャルワーカーを置くための実践講座

【コーディネーター】ソーシャルワーク部会

【主 旨】
 昨年度再結成したソーシャルワーク部会では、平成15年8月に会員病院のソーシャルワーカー(以下MSW)に関する実態調査を行ないました。約半数から回答を得た結果、「MSWがいる病院は8割」ということでしたが、その半数近くの病院は「MSWひとり職場」であり、かつ経験2年未満で20歳代のMSWが多いことがわかりました。自由回答欄からは、悩みながら盛りだくさんの業務と格闘しているMSWの様子がうかがえました。
 また「採用予定なし」という病院の回答からは、「わざわざ不採算のMSWを雇わなくても不便はない」という声もありました。一方で複数のMSWを抱えながらも増員を続けている病院もあります。
 では、うまくMSWが機能している病院では、MSWはどんな仕事をどのように行なっているのでしょうか。そして他職種からどんな評価をうけているのでしょうか。
この特別プログラムでは、こういった面を明らかにしていきたいと思います。


【プログラム】
司会 取出涼子(初台リハビリテーション病院 ソーシャルワーカー部門チーフ)
19:30〜10:30 医療ソーシャルワーカーからの実践報告

@榊原次郎(霞ヶ関南病院 医療福祉相談部部長)

A鍋谷真希(光が丘病院 医療ソーシャルワーカー)

B又吉智子(大浜第二病院 医療福祉課課長)
10:30〜11:00 医療ソーシャルワーカーとの連携について

@医 師  藤井 功 (福山記念病院 理事長)

A看護師 猪川まゆみ(初台リハビリテーション病院 チームマネジャー)

B事務長 細井充裕(上川病院 事務局長)
11:00〜11:10 休 憩
11:10〜12:00

シンポジウム「医療ソーシャルワーカーは役に立つ!?」

〔シンポジスト〕榊原次郎、鍋谷真希、又吉智子、藤井 功、猪川まゆみ、細井充裕

〔コメンテーター〕奥川幸子(対人援助職トレーナー)

〔座      長〕齊藤正身(霞ヶ関南病院 理事長)