今回、長期療養者に対する支払方式を検討するため、「老人の専門医療を考える会(会長:大塚宣夫)」に所属する19病院、44病棟、2,067人を対象に、@タイムスタディ調査 A患者特性調査 B薬剤使用状況調査 C事業収支調査 を実施し、報酬を構成する各要素(技術報酬、薬・材料報酬、在院報酬、再生産費用)のあり方について検討した。また、その結果に基づき、支払方式案を提案し、「介護療養型医療施設連絡協議会(会長:木下毅)」の会員病院に対し、その妥当性等に関するアンケート調査を実施した。 本報告書では、これら調査結果を踏まえた形で、長期療養者に対する支払方式を提案した訳であるが、現在実施されている診療報酬体系のあり方に関する検討に対して、本報告書が、これらの議論の一助になれば幸いである。 |
平成15年1月 |
日医総研 主任研究員 川越雅弘 |
主任研究員 吉田真希 |
主任研究員 原 祐一 |
老人の専門医療を考える会 |
会長 大塚宣夫 |
介護療養型医療施設連絡協議会 |
会長 木下 毅 |
〒113-8621 東京都文京区本駒込2-28-16 日本医師会内 TEL.03-3942-7215 会員価格 2,000円(本体1,905円) 一般価格 6,000円(本体5,715円) |