日本慢性期医療協会 - [研修会・シンポジウム]

ご存知ですか？「簡易懸濁法」
　　～新しい経管投与法をマスターしてみましょう～

平成15年6月に新しい薬剤投与方法である「簡易懸濁法」が紹介されて以来、全国で大きな反響を呼んでおります。今年度の第13回全国全国研究会-東京大会-では薬剤研究会企画のシンポジウムとして「看護師さんのための簡易懸濁法」とのテーマで開催し、研修会開催についてのご要望も寄せられました。
　そこで、平成16年２月に開催しました「簡易懸濁法の手技の実技講習」を今回は大阪で開催することと致しました。再度、実技を経験されたい方や前回は遠方のため参加できなかった方はこの機会に是非ご参加お願い致します。
　薬剤の粉砕に伴う問題として、
　　１．物理化学的安定性（光・吸湿等）
　　２．薬物動態・薬効・副作用
　　３．感覚器（味・臭い・刺激）への影響
　　４．調剤上（分割分包によるロス・混和による配合変化）への影響
　　５．調剤者への影響（吸入による健康被害）
　などが挙げられます。
　また調剤業務の煩雑化・調剤時間の増大も考えらます。
　簡易懸濁法は、これらの問題を解決してくれる、新しい薬剤投与方法です。
「簡易懸濁法の実際的な手技について詳しく知りたい」という声も多くありましたので、本研修会では委員会のスタッフにより、手技の理解のため実習（実際に薬剤を溶解）を行う予定です。
　簡易懸濁法の実施に際しては病棟での業務を含みますので、看護師の方の参加も歓迎いたします。経管栄養実施時の薬剤投与の、合理化・経済的効果を考慮し、多くのスタッフの皆様の参加をお待ちしています。

テーマ	ご存知ですか？「簡易懸濁法」～新しい経管投与法をマスターしてみましょう～
日　時	平成18年2月25日（土） 10：00～16：00
会　場	ハートンホールマーガレット大阪府大阪市中央区南船場4-2-4 日本生命御堂筋ビル12階ＴＥＬ．06-6258-1141　http://www.hearton.co.jp 地下鉄御堂筋線、地下鉄鶴見緑池線「心斎橋」3番出口から徒歩2分
対　象	日本療養病床協会会員病院に勤務する方職種は問いません。看護師、薬剤師、医師など多くのご参加をお願いいたします。
定　員	８０名（先着順、１病院から３名まで）
参加費	7,500円（昼食含む） ※参加申込後、参加費請求書をお送り致しますのでお振り込み下さい。
申込締切	平成18年1月16日（月）
企　画	日本療養病床協会薬剤研究会
主催・申込先	日本療養病床協会〒160-0022 東京都新宿区新宿1－1－7 コスモ新宿御苑ビル9階 tel.03－3355－3120 fax.03－3355－3122
ご宿泊	会場から徒歩10分以内にホテル日航大阪、ハートンホテル心斎橋、ハートンホテル南船場があります。必要な方は各自お手配下さい。

時　間	プログラム
	総合司会：高野喜久雄（総泉病院院長）進行：岡村正夫（三条東病院薬局長）
10：00～10：10	開催挨拶　山上久（薬剤研究会委員長、鳴門山上病院理事長）
10：10～10：50	基調講演－患者さんのために「簡易懸濁法」を！　講師：賀勢泰子（鳴門山上病院診療支援部長）　座長：神定守（青梅慶友病院院長）
10：50～11：10	研修会のための会場設営と説明
11：10～11：30	研修を深めるためのグループ内事前討議と全体の意見交換　進行：棗則明（総泉病院薬局長）
11：30～12：30	昼食
12：30～13：00	実践報告② 嚥下困難事例への対応　速崩壊性の製剤、経皮吸収製剤、増粘剤等の話題　講師：山口正彦（エルメッドエーザイ株式会社営業企画部）　座長：棗則明（総泉病院薬局長）
13：00～14：30	簡易懸濁投与の手技と実際の実技講習　進行：岡村正夫（三条東病院薬局長）
14：30～14：45	休憩
14：45～15：55	総合討論
15：55～16：00	閉会挨拶　林光輝（三条東病院理事長）

参加お申し込み

参加資格：日本療養病床協会会員病院に勤務する方
参加資格：職種は問いませんので、看護師、薬剤師、医師など多くのご参加をお願いいたします。
会員ログインし、研修会・シンポジウムのページから参加申込書をダウンロードして下さい。

日本慢性期医療協会 〒162-0067　東京都新宿区富久町11-5　シャトレ市ヶ谷２階
TEL．03-3355-3120　FAX．03-3355-3122