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特別プログラム④
見直そうケアプラン(Part3)-療養病床におけるターミナルケア-
~看護・介護の実践からの学び~
 

【コーディネーター】 ナース・マネジャー委員会

【主旨】
ナース・マネジャー委員会がコーディネートする特別プログラムでは、前回、前々回と「見直そうケアプラン」をテーマに排泄、食事について企画させていただきました。Part3となる東京大会での企画は、前回の特別プログラムの際にご参加の皆様からいただいたアンケート調査において、最も感心の高かったターミナルケアをテーマと致しました。
ターミナルケアとは、単に人が死を迎えるためのケアではなく、その瞬間までその人らしく生きていただくことを支えるためのケアです。ターミナル期を療養病床で過ごすことを希望されるケースが増え始めた昨今、療養病床にこそできるターミナルケアとはどうあるべきなのかを、本プログラムの中で考えてまいりたいと思います。「その人にとってやり直しのきかないケアをどう展開するべきか」「よかったと思えるような日々をどう過ごしていただくべきか」等を実践する立場から考えるため、ケアに直接携わる病棟の看護・介護スタッフの皆様に焦点をあてました。患者、ご家族に対する対応の実際や、ケアカンファレンス、デスカンファレンスなどのシステム作り、環境設定、スタッフとして持つべきマインドなど、三病院から現場スタッフの方に「看護・介護実践からの学び」と題してご発表いただきます。
療養病床で展開されるチーム医療は、“患者のその人らしさの保持”“当たり前の生活の維持”など、多くの実績と効果を実証してまいりました。これからの療養病床におけるターミナルケアの実践が、決して私たちの自己満足ではなく、患者、ご家族に満足していただけるケアを展開するために役立つ内容となるよう、皆様と一緒に考えていきたいと思います。

【プログラム・11月17日(木)】
16:15~16:45 療養病床におけるターミナルケア アンケート結果から
ナース・マネジャー委員会報告
 桑田美代子(青梅慶友病院看護・介護開発室長)
 〔コメンテイター〕 中川翼(定山渓病院院長)
16:45~17:45 実践報告
*看護から 池元好江(定山渓病院病棟師長)
*介護から 森久美子(霞ケ関南病院介護主任)
        中井美穂子(嵯峨野病院介護職)

17:45~18:45

ディスカッション
 〔座長〕中尾郁子(光風園病院看護部長)
 〔総評〕齊藤正身(霞ケ関南病院理事長)

   
   

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