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特別プログラム⑦
看護師さんのための簡易懸濁法-安全・確実な経管与薬のために-
 

【コーディネーター】薬剤研究会

【主旨】
平成15年度の第11回全国研究会-青森大会-では、特別プログラムとして「チームで取り組む高齢者の服薬支援」を企画いたしました。特別講演として「経管投与ハンドブック」の執筆者である昭和大学藤ヶ丘リハビリテーション病院薬局長倉田なおみ先生に「新しい経管投与法-簡易懸濁法-」と題し御講演いただきました。
この時取り上げた「簡易懸濁法」は大きな反響を呼び、特に手技についての詳しい方法の問い合わせが多数寄せられました。そこで、翌年2月に「簡易懸濁法の実務研修会」を東京で開催し、100名を超える参加者が実務実習を行いました。その後も「簡易懸濁法」への関心は高く、昨年の札幌大会でも演題として取り上げられています。
そこで、本プログラムでは「簡易懸濁法」の基礎知識・手技について薬剤研究会委員より解説を行い、後半のシンポジウムでは「簡易懸濁法」を導入した施設から報告をいただく企画を考えました。特に手技の多くは病棟で行うため、テーマを「看護師さんのための簡易懸濁法」と致しました。
フロアからの意見も取り入れ、「安全・確実な経管与薬」の実践へ向けての研修が行えればと考えています。

【プログラム・11月18日(金)】
11:00~11:40 「簡易懸濁法に関する意識調査」アンケート報告
「簡易懸濁法」の基礎知識
  賀勢泰子(鳴門山上病院診療協力部長)
「簡易懸濁法」手技解説
  岡村正夫(三条東病院薬局長)
11:40~12:25 「簡易懸濁法を導入して」 現場からの報告
①簡易懸濁法における薬剤師の役割
  甲斐宣子(水城病院薬局長)
②簡易懸濁法の導入ポイント
   水嶋ひとみ(総泉病院病棟師長)
③簡易懸濁法の実践例
   木内美紀子(鳴門山上病院病棟主任)
12:25~13:00 シンポジウム
 〔座長〕高野喜久雄(総泉病院院長)
〔総合司会〕山上久(鳴門山上病院理事長)

   
   

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