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第15回日本療養病床協会全国研究会〔神戸大会〕シンポジウム
療養病床の癒し環境
 
コーディ
ネーター
猿原孝行(和恵会記念病院 理事長)

主 旨

医療分野はともすれば美術、芸術という分野からは遠いと思われている。そのような状況において、第13回東京大会で始めて療養環境と美術、芸術の関わりという内容でのシンポジウムがもたれた。

平成5年に「療養病床」は明文化され、各地で療養環境を整える動きが始まった。瞬く間に整備された結果、現在、約35万床の療養病床が全国にある。1病床あたり床面積が旧来の4.3屬ら6.4屬乏搬腓気譴燭海箸砲茲蝓⊃靴燭紛間が病院の中に生まれ、廊下幅も格段に広くなり視野が広がった。しかし、白い壁に覆われる無機質な病室がつくられたことに変わりはなかった。やむを得ないことではあるが、医療者側からすれば、どうしても機能を重視した面から箱物である病院を作る傾向にある。昭和23年に定められた旧来の医療法を新たな概念で捉えなおそうとする療養病床の「療養」という言葉の意図を見誤った形で、ともかくも療養病床は拡大してきたのだ。

そこで、第13回東京大会では、こういった療養病床を省みて「しかし、何かが足りないのではないか」という視点から、「芸術家」から見ると「療養病床」はどう映るのか、ということをテーマにシンポジウムを持った。第14回京都大会でも、それを引き継ぐ形でのシンポジウムを開催した。今回の第15回神戸大会では、療養病床のもう一歩すすんだスキルアップを目指し、ご利用者様、職員に与える「癒し」についてのシンポジウムを持ちたい。乞うご期待。
プログラム
9月5日(水)・13:00〜15:00/1階 曙
13:00〜14:00 プレゼンテーション(各15分)
)明酥歩(信愛病院 音楽療法士)
田中正一(聖ケ塔病院 医師)
山田正樹(株式会社アートフロントギャラリー)
げH哲生(埼玉大学教授・美術家)
14:00〜15:00 シンポジウム
〔シンポジスト〕上記4名
〔座 長〕猿原孝行


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