平成17年10月の介護保険制度改定によって、介護保険施設では、栄養マネジメント加算が、医療保険では診療報酬改定で平成18年4月から栄養管理実施加算が新設され、皆様の施設ではどの様に対応をされ、機能していますでしょうか。
先に行われました厚生労働省介護給付費実態調査では管理栄養士の配置加算状況は平成17年10月で87％だったのに対し、平成18年4月では69.6％と激減し、それに伴い栄養マネジメント加算は60％と他の介護保険施設とは大きな開きが生じており、多くの患者に栄養管理が実施されていないことが危惧されます。一方、診療報酬における栄養管理実施加算に関しては、介護保険制度の栄養マネジメント加算のように細かな決まりがないため、栄養スクリーニングやアセスメント等項目や方法などは病院独自の判断で実施されているため、質のバラツキがあるように思われます。
栄養ケア・マネジメントの品質管理は、介護保険、診療報酬においても栄養管理の機能や成果の評価を行なうなどの継続的な品質改善が求められています。そこで、患者のための栄養ケア・マネジメントの機能が果たされているのか、このシンポジウムでは下記のような内容についての議論を深めたいと思います。
�￣浜椒吋◆Ε泪優献瓮鵐箸良兵漸�善（システムの評価、プロセスの評価など）
��栄養ケアとアウトカム評価
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