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第15回日本療養病床協会全国研究会〔神戸大会〕シンポジウム⑨
新しい地域医療連携を考える
 
コーディ
ネーター
日本療養病床協会 ソーシャルワーク委員会

主 旨

今回の医療制度改革では、病院の在り方、そして「療養」と言う考え方が大きく変わりました。そのため、「療養病床」の役割や存在意義までも根底から覆される事態に至っています。ソーシャルワーク委員会では今まで、ソーシャルワークを対人援助という観点から捉え、ソーシャルワーカーの病院での役割を事例検討する形で考えてきました。しかし、我々の業務は個別的な相談援助だけではありません。厚生労働省保健局長通知による医療ソーシャルワーカー業務指針の中にも、「地域活動」が業務の範囲として、「地域におけるネットワークづくりに貢献すること」と示されています。

このシンポジウムでは地域連携を行っていく上でのソーシャルワーカーの関わりについて考えていきます。公募していただいた4人の方の実践は、自分達が行おうとしている地域連携に大きな示唆を与えてくれる貴重な学びになると考えます。フロアとの意見交換を行いながら、急性期だけとの連携ではない、患者家族が暮らす、病院が存在させてもらっているそれぞれの地域にとって、誰が何をすることが必要なのか、新しい地域医療連携・新しい地域ネットワークについて考えていきたいと思います。

プログラム
9月6日(木)・9:30~11:30/1階 曙
9:30~ 9:40 主旨説明
9:40~10:40 実践報告(各15分)
①菊地攻(定山渓病院 MSW)
②田中譲(永生病院 診療部長)
③相澤勝健(美原記念病院 MSW)
④小林裕恵(鹿島病院 MSW)
10:40~11:30

シンポジウム
〔シンポジスト〕上記4名
〔座 長〕榊原次郎(霞ヶ関中央病院 医療福祉相談部部長)



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