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第17回 日本慢性期医療学会・浜松大会
ランチョンセミナーのご案内
大会当日ランチョンセミナーを予定しております。参加ご希望の場合は、参加事前登録の際に希望する企業を登録して下さい。
すでに大会参加登録済みの方でランチョンセミナーにお申し込みでない方も、参加登録変更画面によりランチョンセミナー参加への変更が可能です。
会場近辺の飲食店の数は限られておりますので、ご参加をお勧めいたします。
6月25日 株式会社シノテスト
ユニ・チャーム株式会社
株式会社ワイズマン
6月26日 株式会社クリニコ
センチュリーメディカル株式会社
※ランチョンセミナーに参加できるのは、大会2日間のうちどちらか1日となります。
※申込みは先着順とし、定員になりましたら締め切りとさせていただきます。
   
株式会社シノテスト
6月25日(木)・12:45〜13:45(60分)
タイトル 亜鉛欠乏症について
〜多くの医師が考えているよりも、はるかに多くの亜鉛欠乏症患者さんがいる〜
講演者 倉澤隆平(長野県東御市立みまき温泉診療所)
座長 藤剛斎(医療法人美会国分中央病院理事長)
主旨

ヒトの生体機能の維持に欠かせない必須微量元素である亜鉛。亜鉛不足は味覚障害や免疫機能の低下を来たす事が知られています。東御市立みまき温泉診療所(旧北御牧村温泉診療所)顧問の倉澤隆平先生は、日常診療で「多くの医師が考えていたよりも、はるかに多くの亜鉛欠乏症の患者がいることに気が付いた」と話をされています。この“気付き”をきっかけに、日本国内では例のない、旧北御牧村、東御市、そして長野県内まで範囲を広げた亜鉛欠乏症に関する3つのスタディーを手がけました。
倉沢隆平先生は、亜鉛欠乏症が、よく知られる味覚障害だけではなく、食欲不振や褥瘡、ADLの低下を引き起こした症例、舌痛、口腔咽頭症状や多彩な皮膚症状等々も経験しており、最近では“いわゆる舌痛症”がほぼ亜鉛欠乏症であるというデータが出ていると話をされています。
本ランチョンセミナーでは、倉澤隆平先生が実際に経験された症例を紹介して頂くと共に、亜鉛欠乏症の的確な診断と治療についてお話しして頂き、医療現場において亜鉛欠乏症の早期発見が患者様のQuality Of Life(QOL)改善へ繋がれば幸いと思い企画致しました。また、倉澤隆平先生は亜鉛欠乏症についてのHPも立ち上げております。ご興味を持たれた方は、是非、お立ち寄り下さい。
アドレスはhttp://www.geocities.jp.ryu_kurasawa/です。

 
ユニチャーム株式会社
6月25日(木)・12:45〜13:45(60分)
タイトル トイレ誘導からはじまる生活機能回復の支援
講演者 船津良夫(ユニ・チャーム(株)排泄ケア研究所)
座長 市川和行
(ユニ・チャーム(株)業務営業本部 ヘルスケア業務営業 ナショナルアカウント部)
主旨

慢性期の療養生活を余儀なくされている高齢者が、病人から生活者へ戻っていくためには、生活機能回復に向けたリハビリテーションが欠かせません。機能回復のリハビリテーションは生活活動の目標指向が成果に影響するといわれています。高齢者が、活動・参加の制限や制約を克服して、在宅復帰や社会復帰を果たしていくためには、「トイレでの排泄」が大きな課題であり、最初の目標となるケースも多いといえます。「自立排泄支援」は生活機能回復のキーとなる援助です。
高齢者の排泄障害は、運動機能、知的機能、排泄機能の障害が複雑に絡み合って、失禁という状態像となって現れます。急性期疾患の治療を終えた療養期の高齢者が老人保健施設や特別養護老人ホームの介護保険適応施設に入所してきた場合、そこが中間施設であり、生活の場であるにもかかわらず「1日24時間おむつに排泄させ、ベッド上でおむつを交換をする」ケアが継続されているケースが増えてきています。超高齢化、要介護度の重度化と職員の業務負担増から、やむを得ない場合もありますが、「生命と生活の統合」を理念とする高齢者福祉施設として、「おむつをはずしていく」生活支援は重要な役割といえます。
おむつ使用を、「全ての排泄をおむつにさせること」と「ベッド上でおむつを交換すること」の2つの因子で定義した場合、まず、「ベッド上でおむつを交換する」ケアの改善から段階的に取組むことになります。ポータブルトイレに移乗する、トイレに誘導することで、例え、その時、その場での排泄がみられなくとも、「便座に座り、汚れたパッドや紙パンツを交換する」ことが可能になります。便座に座った姿勢は、解剖学的に排泄に最も適した姿勢で、適切な姿勢の再獲得が、排泄機能の回復にも影響します。排泄のタイミングを把握した便座への移乗、トイレ誘導が実現すると、便座に座った姿勢での排泄の確率もあがってきます。便座での排泄の成功は利用者の意識変容にもつながります。例え、1週間に1回でも便座に座った姿勢での排泄が可能になれば、「全ての排泄をおむつにさせる」状態を回避できます。
高齢者の自立排泄支援は、運動機能、精神機能、排泄機能、個人因子・環境因子の4つの象限でのアセスメントから目標を設定し、「便座に座る」運動機能の回復、そして「便座での排泄の成功確率をあげる」排泄機能の回復支援を時系列で実践していくことなります。

 

株式会社ワイズマン
6月25日(木)・12:45〜13:45(60分)

タイトル 高齢者医療と介護〜一人ひとりの自立をサポートするケアの確立〜
講演者 有吉通泰(医療法人笠松会有吉病院理事長)
主旨

高齢者のケアが重要な社会的課題となっている中、高齢者医療・介護のあるべき姿の実現に向けて様々な方策や取り組みがなされています。また、「一人ひとりの尊厳を支えるケア」の確立が重要視されてきており、患者様個人の生活の継続性を維持するための新しいケア体系やサービス提供が目指されています。
そこで今セミナーでは、介護療養病床では全国ではじめて個室・ユニットケアに取り組み、患者様一人ひとりにあった医療・看護・介護サービスをご提供している医療法人笠松会有吉病院様の取り組みについてご教示いただきたく、プログラムを企画いたしました。私どもワイズマンは、医療と介護の現場を支える価値あるソリューションを提供することにより、高齢者医療・介護への貢献を果たしてまいりたいと考えております。プログラムを通じて、患者様へのケアのあり方や高齢者医療と介護について新しい発見や気づきの場になれば幸いです。

 

株式会社クリニコ
6月26日(金)・11:15〜12:15(60分)

タイトル 慢性期医療における感染予防〜プロバイオティクスに高まる期待〜
講演者 阿部文明(森永乳業株式会社食品基盤研究所主任研究員)
座長 高野喜久雄(医療法人社団誠馨会総泉病院 名誉院長・ウェルエイジングセンター長)
主旨 近年、プロバイオティクスは世界中でその利用が広まり、一般食品、健康食品、或いは乳幼児用粉乳等の様々な分野で広く応用されています。プロバイオティクスとはFAO/WHOで「適切な量を摂取した場合に宿主に有益な結果をもたらす生きた微生物」と定義されており、ビフィズス菌やLactobacillus等の乳酸菌が広く使用されています。特にビフィズス菌は1899年にDr. Tissierが新生児の糞便から分離して以来、人腸内フローラの有用菌の代表として非常に多く研究がなされてきています。日本においてはビフィズス菌Bifidobacterium longum BB536が30年以上に渡ってヨーグルト等の食品として利用され、その間、その宿主に及ぼす有益な作用として、腸内菌叢の改善、便秘改善、下痢予防、免疫賦活、アレルギー予防、発ガン予防、そして感染防御等の様々な効果が確認されてきました。また、安全性についても十分な検討が行われており米国ではGRASとしても認定されています。これらの研究成果により本ビフィズス菌は世界30カ国以上の様々な領域で使用されてきました。今回のランチョンセミナーでは、本ビフィズス菌の感染症予防効果等の有用性を中心に、慢性期医療に応用できるプロバイオティクスとしてご紹介いたします。
 

センチュリーメディカル株式会社
6月26日(金)・11:15〜12:15(60分)

タイトル 「New era of responsibility」 今日から実践!! 
胃瘻患者のトータルケア 〜トラブルを防ぐ実践的チームアプローチ〜
講演者 吉田貞夫(特定医療法人アガペ会北中城若松病院内科)
座長 藤城貴教(清水赤十字病院消化器内科部長)
主旨

2008年4月の保険改定にて、療養病床や介護老人保健施設等においても胃瘻交換に対する手技料・材料費・画像診断の費用も併せて算定出来るようになりました。これは胃瘻を使用している患者さんのQOLの向上につながる喜ばしい出来事かと思います。私たちセンチュリーメディカル蠅盂銅鐇宿覆鮗茲蠡靴┐董病院、在宅に関わらず継続的なケアのお手伝いが出来るようご提案して参ります。
このたび、日々の実践的・集学的なケアのノウハウをご提供出来るよう、ランチョンセミナーを企画させていただきました。私共も日々のご提案のなかで、保険算定、リスクマネジメント(胃瘻チューブ自己抜去)、褥瘡予防、半固形化、口腔ケアなど多くのご質問を承るようになりました。これらをより詳しくご理解いただき今日からでも臨床で実践できるような内容のご講演を「北中城若松病院の吉田 貞夫 先生」にお願いいたしました。

   

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